最近世界中で話題となっている仮想通貨。では、日本での現状はどうなっているのでしょうか?多くの日本人は仮想通貨に投資をしているのでしょうか?
この記事では、仮想通貨の日本での人気と実用性について紹介していきます。
日本で仮想通貨は人気がない?
残念ながら日本では仮想通貨の人気はあまり高くないといえます。というのも、日本では仮想通貨に対する税率が高いからです。
通常株式などに投資をした場合、キャピタルゲインに対する税率は約20%となっています。しかし、仮想通貨に関しては、雑所得に分類されるため、最大で約50%の税金が取られてしまうのです。
仮想通貨への投資はリスクが高く、損失が出てしまう可能性があります。そんな仮想通貨に投資をして利益があったとしても、50%も税金が取られてしまうのであれば、投資対象としての魅力はあまりないですよね。
そのため、仮想通貨は日本ではあまり人気を集めていないのです。
しかし、日本にも一部の仮想通貨のファンがおり、DeFi、エアドロップ、NFTなどが話題となっています。このような仮想通貨好きの日本人は、日本の高い税金を避けるために、ドバイやシンガポール、マルタなどのタックスヘイブンに移住をする傾向があります。
日本の税制度は仮想通貨に全く追いついておらず、大きな圧力となっています。そのため、今後日本で仮想通貨が人気を集める可能性は低いといえるでしょう。
海外では実用性が高まる
日本ではまだまだ浸透していない仮想通貨ですが、海外では実用化が進んでいます。その例として挙げられるのが、オンラインカジノです。オンラインカジノでは決済手段をとして仮想通貨を受け入れており、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、カルダノ、イーサリアム、リップルなどで入出金をすることができます。
また、ビットコインのままカジノゲームをプレイすることができる、ビットコインカジノなども誕生しています。
ビットコインカジノはもちろん日本でも利用することができ、好きな仮想通貨で入出金することができます。
この他にも、海外では不動産の購入にビットコインを利用することができるなど、多くの場で実用化が進んでいるのです。
これまでビットコインは投資対象であり、実用性はあまりありませんでした。しかし、エルサルバドルでビットコインが法定通貨として認められるなど、世界は変わりつつあります。そのため、今後はショッピングなどでビットコインが気軽に使える日が来ることでしょう。
仮想通貨については、世界から日本は大きな後れを取っています。そのため、まずは税制度を整備し、日本人が仮想通貨を購入しやすい環境を整えていく必要があります。そうすれば、少しずつ日本でも仮想通貨が人気を集めていくことでしょう。